群馬B級スポット

棚下不動の滝(雄滝)は日本滝100選の一つです!

棚下不動の滝をドローンで飛んだ

 

渋川市赤城町にある棚下不動の滝(雄滝)は日本滝100選の一つ。滝の真裏から見える珍しい裏見の滝としても知られ、棚下不動雄滝(落差37m)と雌滝(落差40m)の2滝が流れ落ちているのが見えます。

 

永井食堂経由で棚下不動の滝にやって来た

 

棚下不動の滝に来るのは今回で二回目。前回は一昔前に来て、今回も前回訪れた時と同じコースにちなんで、渋川のB級グルメである永井食堂のもつ煮定食を食べてから棚下不動の滝にやって来ました。永井食堂はテレビの影響もあり相変わらずの大盛況でした。でも混んでいても、回転が速いのが永井食堂の特徴で良いところですよね。

 

永井食堂の味は昔より落ちた?って最近よく聞くけど、それは味が落ちたのではなく、昔より皆の口が肥えたのだと自分は思ってる。たまに食べると永井食堂のもつ煮は美味いもの!

 

県道255号線沿いの棚下不動の滝入口

 

入口にあるこの大きな石は、東日本大震災の影響で崩れ落ちてきた巨岩。前橋の岩神神社の飛石よりは小さいけど、負けるとも劣らない大きさの岩です。ここは見ての通り、決してここは穏やかな場所ではないと言う事です。

 

棚下不動の滝入口にある崩れ落ちた巨岩

 

県道255号線を入ったところには駐車場スペースがあり、地震で崩れ落ちた巨岩と小さな鳥居、案内板があります。ここから棚下不動滝までのトイレが完備された参道が続きます。
残念ながら参道に土産屋や蕎麦屋は一切ありません。

 

棚下不動滝入口鳥居と案内図

 

棚下不動堂に向かう参道途中から見える利根川と雄大な景色。雄大な景色ながら、高所恐怖症の小生には遠くしか見ることが出来ない・・・

 

棚下不動の滝途中から見える利根川と景色

 

棚下不動尊手前の手水舎で清めてから棚下不動堂で手を合わす。今回の無事とありきたりなことを願っておいた。

 

ここから先は大震災の影響で岩が崩れ道が崩落していました。従って棚下不動滝までは立ち入り禁止で行くことが出来ません。そこで今回は、完全に自己責任で横から回り込むように棚下不動滝へ向かいました。

 

棚下不動堂と立ち入り禁止看板

 

珍しい裏見の滝として知られる棚下不動の滝(雄滝)

 

棚下不動奥院まで続く参道の石段は、東日本大震災の影響で崩れ落ちてきた巨岩に見事に道が塞がれています。一昔前に来た時とまったく別の光景に驚き、巨岩の横からスルリと抜けて不動奥院まで向かったが、今地震が来たら…そんなことが一瞬頭をよぎった!

 

東日本大震災で崩れ落ちた巨岩群

 

とりあえず無事に棚下不動の滝(雄滝)に現着できた。心なしか以前より落ちる水の量が少ないと感じる。いや少ないな、前はもっと落ちていたと思う。

 

まだまだ精神的な修行が足りないので、滝に打たれて滝行を行うには丁度良さそうな水量なんだけどね。

 

棚下不動の滝(雄滝)

 

日本滝100選に相応しい棚下不動滝の見事な裏見滝。滝を囲むように空洞が広がり、石仏や棚下不動堂の奥院があります。

 

後ろの洞窟と棚下不動の滝(雄滝)

 

画像のように通常の裏見の滝より裏側が広くなっています。

 

岩盤なので修復は難しいと思うけど、裏見の滝としては最高のスポットだと思うので、参道を整備して安全に来れるようにしていただきたいと思います。

 

裏見の滝(棚下不動の滝)

 

帰り際に見た棚下不動のもう一つの滝、落差40mの不動の雌滝は水不足の影響か極端に水量が少なかったです。

 

今この時間に起きてもおかしくない地震、棚下不動滝は確かに危険な場所であることは間違いありません!滝周辺の簡単な動画を撮ってきましたので、よろしければ動画で行った気分になってみて下さい。

 

危険を知らせる看板(棚下不動の滝)

 

場所:棚下不動の滝(雄滝)
住所:群馬県渋川市赤城町棚下付近
見学:無料(2016年現在立ち入り禁止区域)
駐車場:あり

 

棚下不動の滝の地図とアクセス