群馬B級スポット

ホタルも有名な箱島湧水を空撮動画でご紹介します

箱島湧水の上空を飛んでみた

 

名水百選の箱島湧水を動画でご紹介中。近隣ではホタルや釣り(あづま養魚場)も楽しめる澄んだ水がキーワードのスポットです。また、再生可能エネルギーの普及を促進する箱島湧水発電事業を実施中です。

 

東吾妻町の箱島湧水は名水百選の一つです

 

名水百選のひとつ、東吾妻町の箱島湧水(はこしまゆうすい)に行って来ました。ここへ来るのは久しぶりの二回目。

 

人間の記憶なんてつくづく当てにならないと感じた瞬間がありました。それは前回来た時の景色と印象がまったく違って見えたから・・・確かな記憶は前回来た時にポリ容器を何十個と持ってきたおじさんが湧水を懸命に汲んでいたこと。

 

草津へ向かう通称日陰道(県道35号)を走っていくと看板があります。箱島湧水は曲がって900メートルの場所。

 

箱島湧水の入り口看板

 

ホタルが生息する「ホタルの里」の方に曲がらずに、「あづま養魚場」の釣り堀の横を抜けて走ると箱島湧水の専用駐車場があります。

 

ちなみに駐車場から見えた景色は、このようにそこそこ絶景です。

 

駐車場から見える景色

 

日本名水百選の箱島湧水の周辺図。
箱島湧水のシンボルともいえる樹齢400年〜500年の箱島不動堂の大杉(天然記念物)があります。

 

箱島湧水の周辺図

 

のどかだねぇ〜、箱島湧水の駐車場で無人野菜の百円ショップ。
価格は名水から生まれたセリにクレソンが100円。とりあえず100円を投入してクレソンを一袋買いました。確かに水がいいのか生き生きしている野菜たち。

 

箱島湧水駐車場で無人野菜販売

 

かつてここには鳴沢川を利用した水力発電所があったのですね。それが箱島発電所。
ロックフィルダムとあるように、石を積んだダム跡も確認できます。

 

箱島発電所跡も確認できます

 

水量が豊富な箱島湧水は日本名水百選に相応しい

 

以前来た時と同じで相変わらず水量が豊富です。
1日3万トンの湧水が出ている日本名水百選のひとつはやっぱり凄いと感じる!水がキレイだから、6月〜7月にかけてホタルの里でホタル観賞ができるようです。

 

水量豊富な箱島湧水

 

迫力ある不動尊の大杉は箱島不動尊(箱島不動堂)の脇に立ってます。樹齢はナント400年〜500年で東吾妻町指定の天然記念物。

 

この大杉の根元から湧き出す水が箱島湧水です。

 

箱島不動尊の脇に立つ大杉

 

ここへ来ると、どんどん清水が湧き出しているのがわかります。凄い水量です!

 

どんどん湧き出す箱島湧水

 

鳴沢川の水源でもある湧水は、地下で榛名湖と通じているという言い伝えがあります。
それが湧水の怪

 

湧水の伝説とは・・・
昔、原町の善導寺に第二世「円光上人」という人がいました。そこへ怨敵に追われた木部宮内少輔の「北の方」(円光の母)が突然訪れ、よもやま話をしていましたが円光は母が追われている身と知らず翌日何気なく別れを告げたがそれが最後の別れで、母は息子に会え、思い残すことはなく、榛名湖へ向かい侍女とともに入水し果ててしまいました。その後榛名湖には大蛇が棲むという話が取り沙汰され、その大蛇は北の方の化身だと思われていました。そこで、供養のため、北の方の位牌を榛名湖へ納めました。ところが、その位牌が、何とこの不動堂の湧水の処から出たといいます。そしてこの位牌は現在もなお不動堂に納められています。
(案内看板より)

 

箱島不動尊の湧水の怪は不思議

 

岩の間から湧き出す箱島湧水。

 

岩の間から吹き出す箱島湧水

 

良質の水は鳴沢川となり町内の飲料水や農業用水、養鱒場用水として利用されてます。

 

箱島の名水

 

日本名水百選に認定された箱島湧水。

 

箱島湧水認定証

 

箱島湧水の不動尊です。手を合わせてお参りしました。

 

勢いよく湧き出ている清水を見ると、日量約3万トンの豊富さがよくわかります。

 

帰り際、平日にもかかわらずポリ容器を持った方がいらっしゃいました。その他にも見に来た人もいたので、よいスポットになっていると改めて思いました。

 

箱島湧水不動尊

 

名称::箱島湧水(はこしまゆうすい)
住所:群馬県吾妻郡東吾妻町箱島909
見学料:無料
駐車場:無料あり

 

箱島湧水(はこしまゆうすい)のアクセス


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