世界遺産に登録された荒船風穴(あらふねふうけつ)

荒船風穴の正式名称は、荒船・東谷風穴蚕種貯蔵所跡。

下仁田からだいぶ車でくねくね走って、やっと荒船風穴(あらふねふうけつ)に辿り着きました。 荒船風穴は、思ったより遠いと感じた。

今日は2015年4月ですが、この時点では荒船風穴の見学料は無料。 しかしガイドさんによると、今後は500円の見学料金がかかると言ってました。

500円を高いと思うか安いと思うかは「あなた次第です!」

ここが荒船風穴の駐車場。ここから800メートルは歩かなくてはいけません。 クマが出るので鈴付きの無料杖(つえ)が用意されてます。怖いッ!

荒船風穴(世界遺産)入口付近です
荒船風穴(世界遺産)入口

ここから歩きます。行きは下り坂、帰りは登坂といった感じです。行きはよいよい帰りはトホホ!だね。

荒船風穴に続く道
荒船風穴の道

そこそこ疲れます。のんびり自然を楽しみながら歩いていきます。

荒船風穴(世界遺産)に続く看板
荒船風穴(世界遺産)看板

下り坂をとぼとぼ歩いてついに風穴に辿り着きました。やったー!

荒船風穴(世界遺産登録)入口
荒船風穴(世界遺産登録)入口

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神津牧場とセットで見学できる荒船風穴

荒船風穴は神津牧場から近いので、二つのセットで見学できるスポットです。

見下ろすと民家があり、景色が良い場所に荒船風穴史跡があります。

また、ガイドさんが来て、最後まで資料で説明しながら一緒に同行してくれました。 私の最初の質問が「何でこんな大変な場所にわざわざ蚕種貯蔵所を作ったのか?」でした。 ガイドさんがこの場所でなくてはダメだった理由を教えてくれましたが、自分の肌でもそれを感じることができました。

ここは自然地形を生かした蚕種貯蔵所であったことが、自分の肌で体感できる場所ですね。 大きな石垣が残った場所は、夏でも2〜3℃の冷たい風が吹き出しているそうです。 まさにここが自然の冷蔵庫に適った場所と言う事。

国指定史跡の荒船風穴入口です
国指定史跡荒船風穴入口

世界遺産登録に伴って、最近建設された史跡荒船・東谷風穴蚕種貯蔵所跡の石碑。平成26年建設とあります。

史跡荒船・東谷風穴蚕種貯蔵所跡の石碑
東谷風穴蚕種貯蔵所跡の石碑

ここが荒船風穴の場所。 現在では建物はありませんが、蚕種貯蔵所跡を確認して、風を体感できます。 当時は石垣の上に建物があったそうです。

建物がない荒船風穴(世界遺産)
荒船風穴(世界遺産)

荒船風穴は中之条町の東谷風穴と一緒に国の史跡に指定。 当時、製糸技術が発展して生糸が大量に作られると同時に繭(まゆ)が大量に必要になり、荒船風穴の需要が高まったようです。

養蚕はそれまで年一回しか行うことができませんでしたが、自然の地形と吹き出だす冷たい風を利用することにより、蚕の卵の貯蔵時期をずらして養蚕の回数を増やすことができました。 東芝やシャープ製ではなく、自然を利用した巨大冷蔵庫なんですね。

当時は日本で一番大きな蚕の卵を貯蔵する風穴であり、ほぼ日本全国の養蚕の回数を増やした実績が残っています。

荒船風穴の石垣(世界遺産)
荒船風穴石垣(世界遺産)

ガイドさんが資料を使って詳しく説明してくれます。 荒船風穴は私財を投じて庭屋清太郎さん(下仁田町)が建設しています。グラフを見ると当時、生糸の需要の多さが確認できます。

ガイドさんの資料とグラフ
荒船風穴ガイドさん資料

最後に作られた城壁を思わせるような石積みの擁壁が3号風穴。テラス状の石組みが特徴。

積み上げられた荒船風穴の石垣3号風穴
荒船風穴石垣3号風穴

最上部の石垣が1号風穴、その下が2号、更に一番大きく見えるのが3号風穴です。 ここが2号風穴。

荒船2号風穴の内部温度が確認できます
荒船2号風穴

手をかざすと冷たい風が体感できます。結構冷たい!

荒船風穴冷風体感窓
荒船風穴冷風体感窓

1号風穴。風穴内部と外気温の変化が確認できます。

荒船1号風穴(世界遺産)外気温と内部温度が比較できます
荒船1号風穴の画像

ガイドさんはここで待機しています。夏は涼しくて過ごしやすい場所だとガイドさんが言ってました。確かにその通り!

荒船風穴(世界遺産)の見学ひろば
荒船風穴見学ひろば

史跡荒船風穴のアクセス
入場料:高校生以下、下仁田町在住の方は無料
※下仁田以外の大人:500円

※ナビの場合、神津牧場を登録して牧場内を通過して駐車場まで行けます
史跡荒船風穴の場所と地図

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