小幡中小路から武家屋敷を抜けて楽山園まで散策

小幡藩二万石の藩邸に付属している群馬県内で唯一の大名庭園。それが楽山園(らくさんえん)です。 甘楽町にある楽山園は富岡製糸場からも近いとあって、現在、県内外の観光客で賑わってますね。

中小路近くの大型駐車場(無料)に停めて、楽山園まで小幡散策です。駐車場の隣には芝桜がキレイに迎えてくれてました。

中小路近くの大型駐車場(無料)
中小路近くの大型駐車場

城下町小幡の無料駐車場にある案内板を見ると、この地域は見どころ満載ですが、今回のメインは織田宗家ゆかりの大名庭園、 国指定名勝 楽山園(らくさんえん)です。 理由は単純、大名気分を味わいたーい!から。

では、城下町小幡を散策しながら楽山園に向かい、いざ出陣!

城下町小幡の無料駐車場にある案内板
城下町小幡の無料駐車場

ここ甘楽町小幡地区は、鎌倉時代から戦国時代にかけて、小幡氏(豪族)の根拠地として栄えた場所です。

1615年に織田信雄(織田信長の次男)が上州小幡2万石・大和国宇陀郡3万石が与えられ、152年(8代)にわたり織田家が支配。 その後、松平氏が入封し明治維新を迎えます。

甘楽町は織田信雄らの墓があり、信長が亡くなって以降の織田家を語る上では欠かせない場所でもあるわけですね。

中小路と武家屋敷道
中小路と武家屋敷道

勘定奉行の役宅跡で、昔の状態をほぼ残している庭園と屋敷だそうです。

高橋家庭園(中小路)
高橋家庭園(中小路)

贅沢なこの庭園は江戸後期に造られたようです。

松平大奥の庭園(中小路)
松平大奥の庭園(中小路)

中小路に面して造られた「喰い違い郭」です。戦の時の防衛上のために造られ、また、下級武士が上級武士に出会うのを避けるため隠れたともいわれています。 確かに身を隠すには十分な高さの石垣だね。

身を守るための喰い違い郭(中小路)
身を守るための喰い違い郭(中小路)

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織田宗家ゆかりの大名庭園の楽山園(らくさんえん)

喰い違い郭を右に曲がると松平家歴代藩主ののぼり旗が風になびいて正面に楽山園(らくさんえん)が見えてきました。

楽山園(らくさんえん)入口
楽山園(らくさんえん)入口

大名庭園名勝楽山園入場料300円
大名庭園名勝楽山園入場料

ここが楽山園の入園口。信長の次男、織田信雄がここに城下町を築く際に造られた庭園(楽山園)。 その当時、数万両を投じて7年かけて造られたという庭園(池泉回遊式)は格調の高さがうかがえます。

ちなみに「池泉回遊式」とは、江戸時代に発達した日本庭園の一様式で、池とその周囲を巡る園路を中心に作庭するもの。だそうです。

楽山園(らくさんえん)入り口の中門
楽山園(らくさんえん)入り口の中門

拾九間長屋は江戸時代の住居復元です。この中で出土品やビデオ上映をやってます。しばし見学。

楽山園(らくさんえん)案内図と拾九間長屋
楽山園案内見取図と拾九間長屋

当時の模型とビデオ上映(拾九間長屋)
楽山園(らくさんえん)

出土品(拾九間長屋)
出土品(拾九間長屋)

長屋に暮らしていた使用人が使っていた井戸跡。

外郭の井戸(銀明水)
外郭の井戸(銀明水)

庭門から見える池が昆明池。中央には中島があります。ココから庭園に入って、いよいよ大名気分を味わいます(笑)。

楽山園(らくさんえん)庭門
楽山園(らくさんえん)庭門

餌付けをしているので錦鯉が寄ってきます。キムタク主演の華麗なる一族で池にいた将軍(錦鯉)を思い出しました。 将軍はラジコンだったらしいですが、昆明池にいる錦鯉はもちろん本物です。

楽山園(らくさんえん)昆明池
楽山園(らくさんえん)昆明池

ここで大名及び殿様気分を味わうため、入園料より高いお抹茶(400円)を飲んで休憩。

凌雲亭(茶室)でお抹茶と干菓子二種が頂けるようだ。茶室から庭園を見ながらお抹茶と干菓子を戴く。上品ではない自分が上品気分になれるのだから400円は安いもんだ!

楽山園(らくさんえん)凌雲亭
楽山園(らくさんえん)昆明池

凌雲亭(茶室)から見える上品な庭園と景色。和の心でなごむなー。 昔のお姉さんがお抹茶と干菓子を持ってきてくれました。暑いので喉が渇いた。

凌雲亭(茶室)から見る庭園と景色
凌雲亭(茶室)から見る庭園と景色

お抹茶と干菓子です。昔のお姉さんの説明によると、中央に挟まっているのが味噌。緑の方が砂糖菓子みたい。 上品すぎて自分の口には合わない感じ。カールとかかっぱえびせんの方が美味しい。

でも、上品なお抹茶はお世辞抜きで美味しい。あと3杯は軽く飲める感じ。

お抹茶と干菓子(凌雲亭)
お抹茶と干菓子

ホント見事な庭園です。こんな庭園がある場所に住んでいれば、心も考え方も大きくなるのは必然的だろう!たぶん・・・。

楽山園(らくさんえん)庭園
楽山園(らくさんえん)庭園

池のほとりにある腰掛茶屋。形が全国でも珍しい五角形。

楽山園(らくさんえん)腰掛茶屋
楽山園(らくさんえん)腰掛茶屋

最も高い位置にある梅の茶屋。庭園の全景が見渡せる場所に建っている。 先客で寝ている人が三人いた。今日は風が最高に気持ちいい。

楽山園(らくさんえん)梅の茶屋
楽山園(らくさんえん)梅の茶屋

殿様気分で庭園を眺めていたら、風の心地よさに思わず寝てしまった。先客の気持ちがわかった瞬間。ここは本当に心地よく気持ちいい場所だ。

楽山園(梅の茶屋)から見える景色
楽山園(梅の茶屋)

楽山園(梅の茶屋)から見える景色(庭園前方向)
楽山園(梅の茶屋)

楽山園(梅の茶屋)から見える景色(庭園裏方向)
楽山園(梅の茶屋)

前方に見えるのは腰掛茶屋。次から次へと庭園に観光客が集まって来ている。世界遺産の恩恵もあると思うけど・・・ね。

楽山園(梅の茶屋)から見える景色(昆明池方向)
楽山園(らくさんえん)景色

楽山園北裏門出口。

大名、お殿様気分に浸り、本当にいい時間を過ごすことができた。ここは機会を作ってまた是非来てみたい。

楽山園出口の先には長岡今朝吉記念ギャラリーがある。一部有料だったが、館内には軽食屋があり、長岡今朝吉の資料が見れる。

楽山園(らくさんえん)
楽山園(らくさんえん)

楽山園(らくさんえん)
群馬県甘楽郡甘楽町大字小幡648−2
駐車場:無料
観覧料:高校生以上300円、中学生以下無料(団体割引あり20人以上)
樹木:アカマツ・イロハモミジ・ヤマザクラ・シラカシ・ウメ、ヤマツツジ・ミツバツツジ・ヤブコウジ・ムラサキシキブ・シモツケ、ボタン・シホウチク
草本類:セキショウ・カキツバタ・オミナエシ・ニホンズイセン・ツワブキほか

交通アクセス
上信越自動車道:富岡ICより約3.5km
国道254号線:福島交差点から甘楽町役場方面へ約3.5km

楽山園(らくさんえん)の場所と地図

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